さいころの夢ってなんでしたか?

わたしは子供が昔から好きだったから保育園の先生とか、本が好きだし、学校の図書館が好きだったから図書館の先生とか。

高校に入ってから色々な人と知り合う機会が増えてからというもの、わたしは福祉の道に進むことになった。

というのも、周りの人間たちが兎に角訳ありで、一本ノンフィクションで小説を書いたらかなりの文量になるんじゃないかというくらい多様性のオンパレードだった。

リスカ過呼吸オーバードーズは当たり前。

精神科通いもふつう。真夜中に死にたいと呼び出されてなだめすかして寝かしつけに行く、就活の不安が過ぎて記憶を飛ばす、妊娠、中絶。

思い出したことをつらつらと書きだしただけでもすごい経験だと思う。

わたしは自称メンヘラだけど、あくまでも自称だと思っている。気持ちの浮き沈みも激しいし、すぐ病むけど、リスカもしないし過呼吸にもならないしオーバードーズもしないしげんきに生きてる。

年下くんに彼女が出来た時は結構落ち込んで、1か月まともにご飯が食べられなかったけど、それでもそこまで病むことは初めてだった、くらいだ。

去年仕事が嫌すぎて会社に行く道中で泣きながら仕事に行ったこともあったし、そのためにヤバいと思って精神科に行くこともあったけど、別に診断名がついたわけでもないし、カウンセラーさんの仕事が、これまで勉強したことそのまま使われていて面白くなったくらいだ。

なので、自称メンヘラ。世間的に見たらメンヘラだけど、わたしが見てきたメンヘラには到底及ばない。

わたしがメンヘラかメンヘラでないかなんて話はどうでもよくて。

そんなわけで高校の頃から爆弾(メンヘラ)処理班として生活してきて、福祉の道に進路を進めることに疑問はなかった。

大学に進学してみると、一口に福祉といっても様々な種類や対象者がいるということだった。

大学にいる間、わたしは色々な事を考えて、大好きなどうにもならないことについて沢山友達と話した。

そんな日々の中で、考えてきたこと、携わりたいと思ってきたこと、でも、福祉には全く関係ないと思ってきたこと。

よく考えてみると、全部今の仕事に繋がっていた。したかったことが全部今の仕事なのだ。わたしの夢はとうにかなっていたらしい。

仕事、頑張らないといけないぞ。