あかちゃんからはマイナスイオンが出ている
どうも子供が好きらしい。
子供の頃から子供の絶えない家庭で育ってきた。
したのきょうだいが生まれた後はいとこが子供を産んで、その次はその下のいとこが…そんな永遠ループがつづく上に、代々きょうだいの多い家系らしく、とにかくまわりに子供が多かった。
多感な青春時代をそんな風に過ごしてきたわけだが、どうもここ最近こどもラッシュが終わってしまった。
それに、わたし自身も実家を離れてしまい、こどもと遊ぶ機会がめっきり減った。
こどもに会いたい。こどもと触れ合いたい。乳児を抱っこしたい。
年のせいなのか、環境のせいなのかはわからないが、とにかくあかちゃんロスに陥っていた。
もちろん自分が生みたいという欲求とはまた別だ。
全世界のおかあさんを尊敬しているし、ハムスターすら育てられない自分がにんげんといういきものを責任をもって育てられる自信がない。
むやみに甘やかして遊んびたい、という点では孫が欲しいという感覚に似ているのかもしれない。
そんなわたしがたどり着いたのはこちらだ。
あかちゃんだ。
リアルタイムであかちゃんがみれる。
ふにゃふにゃ泣いてるあかちゃん、寝てるあかちゃん、目をこするあかちゃん。
とにかくいろんなあかちゃんがリアルタイムで見たいときにみれる。
ほんとうは泣き声とかも聞きたいしにおいも嗅ぎたい。変態っぽいけど、あかちゃん独特のにおいや泣き声がかわいすぎる。電車であかちゃんを見るととにかくかわいくてじっと見てしまう。変質者じゃないのでゆるしてください。
仕事中に別ウィンドウでこの画面を開くことにしたらしごとの効率があがった気がする。
別ページでは、その月ごとに生まれたあかちゃんを見ることもできる。
じぶんと同じ誕生日のあかちゃんのご尊顔を見ることだってできちゃう。
世界のお母さん、ありがとう。
あかちゃんはいいぞ。みんな、あかちゃんはいいぞ。