みにくいじぶん
醜いっていう字、なんか字面がかなしすぎて、書いてるとかなしいきもちになるね。
でもひらがなにすると少しだけ、みにくいあひるの子っぽくて、いつか白鳥になれるんじゃないかって気がしてくるね。
そんな感じで、字面で見たやさしさとか、柔らかさとかでわたしはわりと文章を変えている。
やさしいはひらがなのほうがやさしそうだし、柔らかいは漢字のほうがちょうどいい気がする。やわらかいのほうはきもちの話なきがする。
まあすごい適当だけど。
そんなことはどうでもいいんだけど。
友人に彼氏ができた。まあ時間の問題だと思っていたので、特にびっくりもしなかった。
ただ、前のように彼女と付き合えるかと言われたら、そうではなかった。
彼氏、及びいい感じの彼ができる前はよく電話もしていたし、双方の家に行って遊んだりもしていた。本当に、毎週のようにだ。
ただ、彼氏やいい感じの彼ができたとなれば話は別だ。
彼女自身はなにも変わらないのに、わたしの気持ちが変わってしまった。
電話も、お泊まりも、じゃあ彼氏とすればいいじゃん。なんて思ってしまう。
彼氏ができたのが妬ましいのか、さびしいのか、正直独占欲を湧かせるほど仲のいい友人ではないと思う。
わたしのみにくい感情のひとつなんだろう。
それとも、彼氏ができたら友人はいらないと自分自身が思っているからこそ、友人に彼氏ができると、自分の存在が全否定されたような気持ちになるのだろうか。
掘り進めれば掘り進めただけ、自分のみにくい恋愛感や見せたくないものばかりがみえてくる。
いやだけどじぶんはじぶんだからね。受け入れていこうな。